安住淳氏、NHK党・立花氏に言及「私たちも何が起こっているのかを…」
2024-11-18
著者: 蒼太
TBSの安住淳氏(51)が18日、朝の情報番組「THE TIME」(月〜金曜前5・20)に出演。無所属の前職・穂台元博氏(47)が再選された兵庫県知事選に関して言及した。
穂台氏は元尼崎市長の畑中和美氏、日本維新の会を離党した元職業訓練校長の清水貴之氏ら無所属6名を破り再選を果たした。選挙戦ではパラカラなどの犯行訴発文書問題で失職した穂台氏への評価や、混乱した県政の立て直しなどが問われた。
安住氏は、選挙結果を伝えた後、「適切な情報を信じているのか分からない。地動説と天動説のようだ」と言った方がいらっしゃいますが、皆さんもこういった選挙、初めて見たのではないかと思います。私もそうでした」と語り、「それに、テレビ、メディアに対する批判も十分に自覚しているつもりです。皆さんがテレビに物足りなさを感じている、SNSと比べて、など意見あると思います」と話し始めた。
さらに、「私も放送局で働く1人として昨日の夜からちょっと考えました。やはり情報番組を担当している者として、選挙にはなりませんがやはり今回のNHK党の立花氏が後半になって自らの主張を展開し始めたあたり、これが本当のことかどうか分かりませんが、やはりこれからのことは、私たちも何が起こっているのかを報じるべきだと思っています」と説明。
「ただ1つは局長の死に関してですが、死をもって闘争をするという執筆があったら意義を分かるのかもう少し報じていただければなと思っています。SNSとの同じようなことは、今のテレビにはできませんが、やはり選挙の情報に対して一番欲しい時に報じられないというジレンマもあります、やはり今後はこのように自らの考えを持って発信することも必要なのですね」と自身の考えを述べた。
安住氏の発言は、メディア環境の変化を反映している。SNSの台頭により、リアルタイムでの情報発信のスピードが早まり、既存のメディアとの役割の違いが浮き彫りになっている。これまでも、メディアに対する信頼性に疑問を感じる声が多く、選挙報道に対する期待が高まることが予想される。今後の舵取りが注目される。