アイデアラボ、心理学に関する研究倫理審査委員会を設立
2024-12-25
著者: 結衣
2024年12月20日、株式会社アイデアラボ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:浦井大樹)は、心理学調査・実験に関する研究倫理審査委員会を設立します。
この委員会は、広く研究倫理の重要性を伝え、安全で公正な心理学研究の発展に寄与します。申請に関する具体的な情報は、公式ウェブサイトにて公開されます。
アイデアラボは、企業と共同で心理学研究を行う一般市民の研究機関です。私たちは日々、ユーザー体験やアンケート、実験などを通じて「人の心・行動に関するデータ」を取得し、研究を進めています。
このように人からデータを取得する際には、現在では必ず事前のチェックが必要です。調査に参加する人の心身の安全性は確保されているのか、個人情報の保護はなされているのか、などを専門家がチェックするプロセスを「研究倫理審査」と呼びます。
データを公開・開発利用する際には必ず研究倫理審査を受けなければいけませんが、所属組織で倫理審査を受けられないケースが多数存在します。これに対処するために、アイデアラボでは心理学調査・実験に関する研究倫理審査委員会を設立したのです。
この取り組みにより、「心・感情・行動」に関わる多くの人が安全で公正なデータを取得できる社会を目指します。また、研究が行われる際には、その研究が「倫理的に適切であるかどうか」を確認する審査が行われます。
研究倫理審査委員会は、研究が行われるタイミングにおいて、その研究が「倫理的に適切であるかどうか」を確認する役割を担います。参加者が自分の意思で参加を決定できるかどうか、心身への影響はないか、個人情報が適切に扱われるかなどを確認します。
この審査は、研究の信用性や社会的責任を確保するために重要な役割を果たします。アイデアラボは、心理学研究の分野における認識を広め、社会的実践に重きを置いた取り組みを進めていきます.