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コマツが月面建設機、スズキはロボの足 多様なCES初出展
2025-01-06
著者: 花
【ラスベガス=長国良、山田空平】7日(現地時間)に米ラスベガスで開幕するテクノロジー見本市「CES」では、スズキやコマツ、カナダ製の旧日産車などが初めて出展を果たしています。特にコマツは、宇宙関連やロボットなど新たな成長分野の開拓を進めており、その動きが注目を集めています。
コマツは、宇宙環境で稼働する建設機能の実物大モデルを展示します。今後の月面探査を見据えた技術開発を進めており、月面での工事を想定した動きや熱制御などを工夫したことを披露する予定です。また、スズキもロボットの足に関する新技術を発表し、軽量かつ高い機動性を兼ね備えた設計に自信を見せています。
こうした出展は、過去の実績に基づく新たな市場への挑戦として、業界関係者の間での注目度が高いです。特に、月面開発や宇宙産業の成長は、今後のテクノロジーの進化において大きな鍵を握ると考えられています。
CESは単なるエレクトロニクスの祭典ではなく、未来の社会や経済に影響を与える様々な革新が披露される場です。今年も新たな技術の発表で賑わうことが期待され、その中でコマツやスズキのような企業がどのようにシェアを広げていくのか、今後の展開に注目です。