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80代男性が投資詐欺に遭い1150万円の被害!衝撃の背景とは?

2024-11-15

著者: 芽依

茨城県の80代男性が、最近のマッチングアプリを利用して知り合った女性に誘導され、投資詐欺に巻き込まれました。男性は約1150万円以上を失ってしまいました。この男性は、実在する会社の詐欺的な投資アプリに騙されたと言われています。

5月中旬に、茨城県の吉川市に住む男性がこのアプリを使用し、女性との会話を重ねるうちに投資の話が持ち上がり、SNSを通じてその魅力を語る「ドルに変えたい金額を入金すると一年で0.6%の利益が出る」というメッセージを信じ込むこととなりました。彼は、わずか14日間で、多額の資金を損失する結果に至ったのです。

男性は、この投資話を信じ、画面越しに送られてくるグラフや詐欺の投資アプリで得られるという利益に期待を膨らませていきました。しかし、自身の資金が少なくなっていく中、「所得税分の入金が必要」、「アカウントの解約には入金が必要」といった言葉に惑わされ、結局は続けて資金を投入することになりました。

警察は、このような簡単に利益が出るという投資話に警戒を呼びかけ、被害者や家族に対して注意喚起を行っています。詐欺の可能性が高い投資話には、共通した特徴があり、専門家によると、近くの信頼できる相談先に話をすることが肝心だと強調しています。高齢者を狙った詐欺が増加している中、被害を未然に防ぐためには、家族や周囲とのコミュニケーションが重要です。

この事件は、投資詐欺に関する新たな注意喚起の一環であり、今後も多くの人々が被害に遭わぬよう、事前の情報収集と慎重な行動が求められています。