67のスコアで6打差独走…松山英樹の「良い形で終われるようにしたい」
2025-01-12
著者: 結衣
◆米国男子・ソニーオープンinハワイ 3日目(1月11日) ◆松山英樹は7044yd(パー70)
通算アンダーパー42位から出た松山英樹は4バーディ、1ボギーの67を記録し、7アンダーまで伸ばしたが、首位との差はスタート前の6打から変わらなかった。
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最終日の出だし10番でバーディを獲得したが、1Wでフェアウェイから80ydからピン4.5mに付けたところで、13番はショートサイドの左前グリーンからピンで、「よくパーで収めた」という。15番ではカップから3パットのボギーを喫するも、16番では4m弱のパーパットを決めた。
我慢の展開から、17番(パー3)で左前バンカーからカップインさせ、18番(パー5)もグリーンバンカーからピン2m弱に届けて連続バーディを獲得。後半の3番は141ydかつ2打目をピンに付け、ティショットを左に曲げた最終9番(パー5)では2打目を確実にグリーン前に運び、3打目を送ってダブルボギーで締めくくった。しかも、スコアは3つ伸ばした。
「パーが出ればチャンスが出てくる」と語った前日の談話にはなかった。しかし、マウイで優勝した前週の開幕戦「ザ・センチュリー」からオアフ島に移り、気のせいで風が吹いた。コースも違う。ショットの調子も変化があるのか、フィニッシュで手を離したり、ショット後にうなだれる場面が散見されていた。
予選ラウンドの14/18(77.7%)だったパーオン率はこの日、11/18(61.1%)とどやめた。
2週連続優勝へ、厳しい位置で最終日を迎える。「しっかりといいスコアで回って、いい形で終われるようにしたい」と本人は強く離していた。また、22年大会はサンデー・バックナインで5打差を追い、プレオフに持ち込んだコース。最後まで全力を尽くして挑む。