元K-1のメインイベントで大人気を誇る松本選手が、10月17日に放送されたTBS系「情熱大陸」で復帰を果たした。

中学生の頃からジャイアンツ事務所（現K-1）に所属。松本選手は、2019年の試合中に脊髄を損傷し、長いリハビリ生活を送っていた。手術は4度に及び、圧迫された神経が回復するのを待ったという。

彼は、2020年に勤めていた職場のオートレース場に復職し、鍛えた体を取り戻すために苦労した。2022年には3級選手として復帰し、2023年には初優勝を飾ったが、その道のりは容易ではなかった。

松本選手は、「大変な道のりだったけど、諦めなかった。今度こそ勝てるように、より強くなりたい」と語る。一方、彼を支えたのは仲間の香取選手だった。香取選手は「負けたっていいよ」と励まし、彼に寄り添った。

さらに、松本選手はその後の大会では体重別ランクから1位に上昇。1年で3名の選手を倒し、今ではケガを明けてからの生活に完全に適応していると言う。感情豊かに言った言葉、「ようやく、自分の戦いができる」とは、彼の努力と復帰への決意を象徴している。

この日、松本選手の活躍は多くのファンからの祝福を受け、最近の試合後には次回戦についての意気込みを語る様子も見られた。彼の回復と活躍は、多くの人々に勇気と希望を与えている。これからの彼の挑戦に期待が高まる。