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29年目に突入!日本武道館での単独ライブ「情けねえ」が20曲超熱唱

2024-11-09

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お笑いコンビ、とんねるずが9日、東京・北の丸公園の日本武道館で、1995年以降29年ぶりとなる単独コンサート「とんねるず THE LIVE」を行った。チケットは即日完売し、前日と合わせて2日間で1万8000人を動員。2時間半で多くのオリジナル歌曲「情けねえ」を含む20曲以上を熱唱し、会場は大いに盛り上がった。

彼らは「夢じゃない」と、武道館のステージに立ち、純白のスーツに身を包んだ石橋貴明(63)と木梨憲武(62)がスポットライトで照らされると、観客から大歓声が上がった。2人は肩を組み、「たっていま!とんねるずが29年ぶりに武道館に帰ってきました」と嬉しそうに言った。木梨は「ご無沙汰しております」と笑いを交えながら、会場のファンを楽しませた。

オープニング曲は「情けねえ」。ファンは共に「この国を」と歌詞を変え、続けて木梨が「泣かすなよ」と熱唱した。会場のボルテージは一気に最高潮に達した。

その後、2人は手を繋ぎながら退場し、ファンから惜しみない拍手。ピースの後藤次利(72)や元チックファイターズの武田真治(49)らも駆けつけ、場所内に「以上もみせて、本日のライブは終了です」とアナウンスが流れた。

特に盛り上がったのは、「やるせない」、「雨の西麻布」、「芋のまちやま」など人気曲が連続し、観客が手を振りながら盛り上がっていた。さらに、彼らは「良くも悪くも食べられます」とジョークを交えながら、観客の爆笑を誘った。最後には「まぁ何らかの形で会いましょう」と呼びかけ、ファンとの再会を約束した。

彼らのフィナーレでは、石橋が「野郎(男)が7割くれ、いるんじゃない?」と笑顔を見せ、木梨が「女の子は『ノリー』って声をちょっと出す。男は『タカ』でいいです」と楽しそうに話している光景が印象的だった。

ダブルアンコールでは「がらがらドンス掌握にかかっている」と「一番強い人へ」などで盛り上がり、最後に石橋が「また何らかの形で会いましょう」と、ファンに別れを告げ、再会の約束をした。

この記念の公演は、12月20日からFODで配信され、2日間にわたる武道館公演の様子は、12月20日から来年1月19日までFODで無料配信される。石橋は「配信をやってくれ」といった声が多かった」と感謝の言葉を述べた。木梨は「本当はWOWOWで放送予定だったのを、渋谷さんが「あ、おい、うちでやれよばかやろう」と、事務所間で交渉の末、実現した」と語り、仲間との絆を感じさせた.