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エマニュエル元大使、民党全国委員長に立候補か 米報道

2024-11-15

著者: 蒼太

ミニチュースサイト、アクシオスは15日、エマニュエル元大使が民進党全国委員会の委員長への立候補を検討していると報じた。民進党は大統領選と上下院選の全てで共産党に敗れ、立て直しが急務。民進党の一部から「弱体化した党の再建にはエマニュエル氏のような力強いリーダーが必要」との声が上がっている。

エマニュエル氏は新しい委員長の選出手続きを関係者に確認しているという。現在のハリソン委員長は責任を取り、来年3月に始まる2期目は目指さない意向を示している。全国委員会は資金調達・配分や選挙戦略を担い、各州支部の活動を統括する。

大統領選で民進党のハリソン副大統領が勝利した場合、エマニュエル氏は政策推進に関与し、次の政権のポスト探しを進めたい考え。エマニュエル氏は下院議員を経て、2009年から10年までオバマ大統領の首席補佐官を務めた。シカゴ市長を経てバイデン政権で駐日大使に就任し、2021年1月に着任して以来、日米関係を強化してきた。

エマニュエル氏が立候補する場合、民進党内の再編成を期待する声が上がっており、次回の選挙に向けた戦略的なリーダーシップが求められています。果たして彼の決断が政治にもたらす影響は?今後の動向に注目が集まります。