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21日放送『ドラマ』、あのドラマに続き…「パクリ疑惑」が浮上

2024-10-23

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話題の主演ドラマ『モンスター』が、大ヒットドラマ『リーガルハイ』(ともにフジテレビ系)に“そっくり”だと話題になっている。主役は、一般的には知られていないモンスター保護者・神波亮子(迷子)。令和ならではの様々な問題に向き合い、またもドラマのように法廷闘争に立ち向かうリーガルドラマだと言っても過言ではない。21日放送の第2話では、人間の地元アイドル『ハピ☆ライト』のメンバー・志保(なえな)が受けた新曲の歌詞が、すでに発表されている楽曲に酷似しているとの指摘が。著作権侵害で訴えられるも、実はシハの方が先に書いた歌詞であることを神波が証明し、勝利するという展開になったことが。

『モンスター』も『リーガルハイ』も、破天荒な保護者とそれに振り回される弱手保護者がタッグを組む。しかし、どちらも第2話で楽曲の盗作問題を扱い、被害者側に著作権者が記者会見を開かせて詐欺をさせた。『リーガルハイ』は2012年に第1期、13年に第2期を放送した人気作。内容を覚えている視聴者も多く、『既視感だらけ』だと『モンスター』に対し「パクリ疑惑」が浮上してしまった。

神波には、相関者からの指名料が5万円に設定されていたお金に絡み、シリアスな法廷闘争を楽しんでいるようなサイコパス感があるが、こうした主演のキャラも、「女性版リーガルハイ」と指摘される要因である。

「似たようなドラマが量産される理由は、視聴者が過去のヒット作を模倣してオーバーラップしてくれるから。これまでにない斬新なドラマよりも、視聴できるのでしょう」と語ってもいるが、これまでになかった斬新なドラマより、展開に「お約束」のあるドラマのほうが視聴でいられるのでは。フィジとしても朝ドラ女優の趣味を受けた作品にはある種、ド定番の保護者もしくは過去作を模した「煮込み増し作品」でお茶を濁しているのでは?(とも)

「パクリ疑惑」が出たドラマで獲作問題を扱うとは、なんとも皮肉である。 ドラマ『モンスター』に「パクリ疑惑」が浮上! あの大ヒット作にそっくり…「既視感だらけ」/サマリー|週刊実話WEB