テクノロジー
2025年最初の「Windows Update」159件の脆弱性に対処 〜 悪用あり、致命的なものも多数
2025-01-15
著者: 健二
マイクロソフトは1月14日、すべてのサポート中バージョンのWindowsに対して月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。この更新プログラムでは、CVE番号で示される159件の脆弱性が修正されており、これには2025年における重要な修正内容が含まれている。
この中には悪用が確認されている脆弱性もあり、特に3件の深刻度「重要」と評価されている。これらの脆弱性は攻撃者によって悪用される可能性があり、早急な対策が求められる。
以下は、一部の脆弱性についての詳細である:
1. CVE-2025-21333
Windows Hyper-V NTカーネル統合VSP昇格の特権に関する脆弱性
2. CVE-2025-21334
Windows Hyper-V NTカーネル統合VSP昇格の特権に関する脆弱性
3. CVE-2025-21335
Windows Hyper-V NTカーネル統合VSP昇格の特権に関する脆弱性
加えて、以下の5件はすべて攻撃手法が明らかになっているもので、深刻度は「重要」とされているが、未だに悪用が確認されていない状況であり、対策は必須となる。
4. CVE-2025-21186
Microsoft Access リモートコード実行の脆弱性
5. CVE-2025-21366
Microsoft Access リモートコード実行の脆弱性
6. CVE-2025-21395
Microsoft Access リモートコード実行の脆弱性
7. CVE-2025-21275
Windowsアプリパッケージインストーラー昇格の特権に関する脆弱性
8. CVE-2025-21308
Windowsテーマの偽装に関する脆弱性
さらに、深刻度が「クリティカル」と評価される脆弱性も11件存在しており、ユーザーはこの更新を通じてシステムを保護することが推奨されている。最新のセキュリティパッチを適用することで、これらのリスクを軽減し、安心してデジタルライフを送ることが可能になる。