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2023年の忘年会「自由参加型」が増加、参加者100人に対して『誰も来ない』という状況も?

2024-11-19

著者: 芽依

今年の忘年会は、自由参加型のスタイルが主流になっています。しかし、実際に開催してみると参加者が集まらない事態も発生しています。

◆ 忘年会「自由参加型」が増加

年末に近づくにつれて忘年会のシーズンが到来しています。今年は特に、自由参加型のスタイルがはっきりと見えてきています。例えば、ある大手企業では「今年の忘年会は例年よりも人が少ない状況です」との報告があります。

例年12月は毎日のように予約が埋まる時期ですが、今年は予約表に空席が目立つといった現象が起きています。これは自由参加型の忘年会に移行したからか、参加者が少ないために起こっているようです。

企業側からすると、参加者の少なさに不安を感じており、どのようにして人を集めるかが課題となっています。特にコロナ禍での習慣化が影響しているのか、出席を迷う人が多いようです。

◆ 参加者が集まらない背景

20代の若手社員からは、「自由参加型だから行かなくてもいいかなと思ってしまう」「参加したい気持ちはあれど、潔く参加しない選択をする人が増えている」との声も。この状況は、会社の雰囲気や同僚との関係性が影響している可能性があります。

一方で、50代以上の参加者は逆に「自由参加だからこそ、気軽に参加したい」という思いがあるようです。「来てほしい人は来てほしい」と、世代間の温度差も見受けられます。

◆ SNSでの情報発信がカギ

現在の忘年会は、SNSを通じた情報発信が大きな役割を果たしています。多くの企業が公式アカウントを作成し、事前投稿を行うことで興味を引く試みをしています。しかし、SNSに流れる情報が多すぎてかえって参加者が迷ってしまうことも。

特に話題になったのは、100人の参加者が集まったとされる実際のイベントでも「誰も来なかった」という声がSNSで話題になりました。これにより、自由参加型の忘年会の在り方が問われる一因となっています。

◆ まとめ

2023年の忘年会は自由参加型が増え、企業側の不安も増している。参加者は義務感から解放され、参加するかしないかの選択肢を持つようになった。しかし、このスタイルが本当に成功するのか、今年の忘年会が一つの試金石となるでしょう。果たして、来年の忘年会はどのような形になっているのでしょうか?

新しい時代の忘年会がどのように進化していくのか、次回のイベントが待ち遠しいです。