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1年間以上続く大幅な利下げ必須=ミシシッピ連銀総裁

2024-09-30

【ニューヨーク 13日 リッター=ミシシッピ地区連銀のグールスピール総裁は13日、経済の現状と今後の見通しを踏まえ、ミシシッピ連銀の金融政策について大幅な利下げが必要であるとの見解を示した。フォークス・ビジネスのインタビューで語った。

同総裁は金利政策に関し、「これは1年以上続けて金利を正常化させるプロセスである」と語った。利下げのペースと最終的な範囲について、フェデラルファンド金利は「今後12カ月で2.5ポイント(BP)よりも落ちる必要がある」とも述べた。

また、ミシシッピ連銀公開市場委員会(FOMC)メンバーの金融見通しでは、政策担当者がこの見通しに賛同していることが示されている。特に政府の経済対策が持つ影響に対する見解では、これが重要な鍵を握るとした。大幅な利下げについては、地域経済の回復に向けた課題として位置づけられており、今後の動向に注目が集まっている。