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18日の東京株式市場見通し:反落後も軟調か 高速報

2024-11-17

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予想レンジ:13,719.00円-13,815.00円(15日終値13,781.12円)

18日の東京株式は、反落後も軟調な展開が予想される。現地17日の米国市場では、ダウやナスダック総合指数、日本のハイテク株が影響を受けたことが影響すると思われる。日本株もその影響を受け、下落が懸念される。

特に注目されるのは為替相場で、ドル円が114円台後半を維持しており、円高傾向が続く中、輸出関連企業の業績への懸念が高まっている。前週末15日の株価指数は、日経平均が1.17%下落し、ユーロ円も117円台に突入している。

また、前週末15日はADP(民間雇用者数)の発表があり、これが市場に強い影響を与えた。例えば、関連の銘柄である日経225企業の決算発表は厳しいものになりそうで、これが株価に重しとなる可能性がある。日銀の金融政策も注視される中、今後の景気回復を見据えた動きが求められる。

これに伴い、18日には特に製造業や通信業を中心とした業績の影響が色濃く出ると考えられる。市場関係者は、今後の経済指標や米国の動向を注視しつつ慎重な取引を進める方針だ。政府からは適切な経済対策の発表も期待されており、投資家心理にどのように影響するかが焦点となるだろう。

本日の主な経済指標

【国内】

・ 8:15 9月機械受注

【海外】(時間は日本時間)

・ 12:30 10月小売業売上高

・ 14:00 10月消費者信頼感

※市場情報は投資の参考とし、最終的な判断は各自で行ってください。