11月16日（土）午前6時29分に満月を迎え、今夜も月が見られるでしょう。また、16日（土）、南西の低空に見える水星が太陽から最も離れて東方最大離角を迎えます。気になる天気はどうでしょうか？

11月の満月は「ビーバームーン」とも呼ばれ、アメリカ先住民の文化を反映しています。各月には特徴的な呼び名があり、4月は「ピンクムーン」、6月は「ストロベリームーン」と呼ばれます。11月の満月は、昔から狩猟活動が盛んになることを示すため、ビーバームーンと呼ばれてきました。

特に、11月16日（土）に南西の低空で見える水星は夕方6時45分頃に最も明るく観測され、その時期の最適な観測位置は太陽の西側で、月を眺めることから良い露出を得ることができるでしょう。

天気予報のポイント

16日は夕方から夜にかけて北日本では雲が多くなるものの、北部や東部では雲間から満月や水星を観測できる時間帯があるかもしれません。特に新潟県は天候が穏やかで、月が見られるチャンスが高いでしょう。にわか雨もあるため、観測時には天候情報に注意が必要です。

明日からは急激な寒気が流れ込み、気温が低下する見込みです。17日は冷たい風が吹くため、体調管理には気をつけましょう。特に、北日本では初雪が降る可能性も指摘されています。

今後の天候は、冬に向けての厳しい寒さが予想されていますので、特に寒冷前線の進行に伴う天候変化にご注意ください。冬支度を整える良い機会かもしれません。トレンドとなっているアウターや防寒対策を早めに準備しておくことをお勧めします。