15万ドルのはずが…15万ドル誤振込から別口座に2容疑者逮捕

2025-01-17

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福岡県警東入間署は16日、志木市本町1、会社役員、柿沼大士(61)と、東京都文京区向丘2、会社役員、米田優太(66)の両容疑者を、誤振込金を電子計算機利用詐欺で逮捕した。

逮捕容疑は2023年7月14日、柿沼の会社の口座に、米国の会社から誤って振り込まれた2118万円のうち、1700万円を志木市の会社の口座に送金したとされる。

同署によると、米国の会社は柿沼の会社に約15万ドルを支払う計画だったが、誤って15万ドル相当の額を送金してしまった。査問を受けた柿沼氏は、「誤送金の1700万円で資産運用をするつもりだった」と供述している。容疑者たちはこの不正行為を、志木市内で行っているとみられ、同署はさらなる調査を進めている。

金融機関からは、通報を受けて、警察に連絡があり、迅速に動くことができた。誤振込の金額は、実に驚くべき金額だったことから、メディアでも大きな話題となっている。警察は今後、このような詐欺被害を未然に防ぐための対策を強化する方針を示している。

【現在の対策】警察は、電子計算機利用詐欺や誤送金に関する啓発活動を強化し、市民への情報提供を行うことに取り組んでいる。特に企業向けには、金銭のやり取りで疑問が生じた場合は即座に確認することを呼びかけている。

誤送金事件の影響が大きな波紋を呼び起こしている中、市民はこのようなトラブルに巻き込まれないよう、注意が必要だ。警察の発表によれば、今後もこのような行為が続く可能性があるため、さらなる vigilance が求められる。

【高木昌弘】