10月は本格的な夏日が続出?台風18号の動向次第で猛暑日の可能性も!

2024-09-30

10月スタートは真夏日連続

台風18号の動向に注目が集まっています。明日からの10月、早くも最高気温30℃以上の真夏日が続出しそうです。来週は特に、台風18号の動きが気温に影響を与える可能性があります。

今夏の猛暑

今夏は記録的な猛暑が続き、多くの地域で観測史上最も多い真夏日を記録しました。特に8月は、日本全国で猛暑日が記録され、多くの地域で観測値が上昇しました。9月も同様に、多くのところで辛い残暑が続いており、最高気温35℃以上の記録が相次ぎました。

過去の猛暑日記録

これまでの記録では、今夏(6月から8月)はまさに記録的な猛暑だったと言えます。1898年以降、夏における猛暑日の連続は今年が最多というデータも出ています。

9月の残暑

9月も中旬まで厳しい残暑が続き、特に太原(福岡)では62日以上もの猛暑日を記録しました。その他にも、名古屋や大分、福岡などで多数の猛暑日が観測され、更新が続いています。

連続猛暑日の記録

また、猛暑の連続日数は、福岡において40日連続を記録し、2020年の大分でも24日から大幅に上回っています。

最新の猛暑日の記録

福岡は、今年2024年9月20日に35.0℃を観測しており、猛暑日の最も遅い記録も更新されています(福岡の猛暑日は2007年7月19日)。

10月の展望

9月下旬になると猛暑は収束するものの、9月22日(火)以降、猛暑は0地点が続く予想です。このまま10月スタートが猛暑日に続くか、または台風18号の影響で天候が変化するか見守る必要があります。特に北部地区では30℃以上の猛暑日が予想されており、湿度も高いことから、熱中症には十分注意が必要です。

気象庁の警告

気象庁は今月30日(木)、『高温に関する早期天候情報』を発表しました。これは、過去10年間の統計からも高い温度になる可能性がありますので、特に注意が呼びかけられています。北部地域や東北、南部地域でも高温が続く予報で、猛暑のリスクが残りますので、注意が必要です。

台風18号の影響

台風18号が接近するため、20都市以上で猛暑日が予想されるのはこれまでで、温帯低気圧としての影響が強まると考えられています。10月1日(水)には、台風の中で高齢者など特に体調に注意が必要です。