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10年前の携帯電話で“できたこと”が878万表示 見かけなくなったガラケーの機能に「泣と忘れられてる」「東日本大震災ですごい助かった」
2025-01-19
著者: 葵
「ガラケー」と呼ばれる、懐かしい携帯電話が取り上げられた10年前の機能の紹介を、 X(Twitter)で878万回以上表示され、10万件のいいねを集める話題になっています。
10年前の携帯電話に搭載されていた機能とは?
投稿者は、Xユーザーのえりどれ(@k2k3t2)さん。「10年前は、携帯電話で普通にテレビが見られたんだよね……」と述べ、ガラケーでテレビ放送を受信している様子を紹介しました。
これは地上デジタル放送の電波を利用した移動端末向けテレビ放送サービスである「ワンセグ」の放送。ガラケーにはこういったワンセグ対応機種が数多く存在し、電波が届く場所であればテレビ放送を視聴することができました。
懐かしいワンセグ携帯電話への反響
ガラケー世代にとっては懐かしい光景に、Xでは「ガラケー、機能が豊富に持ってます」「学校で良く見てたなぁ」などといった反響のほか、「東日本大震災ですごい助かった思い出がある」「ネットも通話も繋がらない中でテレビだけは見れた」など、震災時の経験談も多く寄せられました。
ワンセグ放送の歴史
ちなみに、ワンセグは2006年4月に放送開始。DOCOMOやKDDIから対応機種が発売され、2007年からは多くの携帯電話に搭載されるようになりました。
しかし、2018年頃から搭載機種が減少し、2019年には最高記録のワンセグ付き携帯電話が対してNHKの協定義務と受信料の支払いが発生するという判断を示したことから急激に減少し、2021年頃にはワンセグ機能搭載のガラパゴス携帯やスマートフォンは黎明期を迎えました。
なお、ワンセグ放送は機能搭載機種であれば現在も受信可能で、ワンセグ対策のポータブルテレビなどは現在も販売されています。