
《最新科学で確認》医師が教える「どけない人の食習慣」寝る直前の食事はNG、シナモンが効果的(週刊女性PRIME)
2025-04-06
著者: 愛子
食習慣の乱れが認知症を招く
「認知症の原因は食習慣の乱れや睡眠不足、運動不足、コミュニケーション不足など多岐にわたりますが、特に要注意なのが食習慣です。糖質の取り過ぎや寝る前の食事、動脈硬化を招く脂肪酸や超加工食品の過剰摂取などは認知症のリスクを高めます。」と、今野先生は語ります。なぜ、糖質の取り過ぎが認知症を引き起こすのか。「糖質を取りすぎると血糖値が急上昇し、その後血糖を下げるためのインスリン分泌が増加します。これが繰り返されるとインスリン抵抗性が高まり、脳が糖を取り込みづらくなり、神経細胞がダメージを受けるのです。」と警鐘を鳴らしています。
寝る直前の食事はNG
さらに、食事を寝る前に摂ることが悪影響を及ぼす理由も説明しています。「寝る前に食べると睡眠中も消化器官が働かなければならず、これが体を休ませることができなくなります。また、血糖値の不安定さが睡眠の質を低下させ、結果として認知機能の低下を招くことにもつながります。」
シナモンが効果的
最近の研究では、消化を助け、血糖値を安定させる効果が期待できるシナモンが注目されています。朝食のヨーグルトやオートミールにシナモンを加えるだけで、血糖値の上昇を抑えることができると言われています。
食事の間隔について
また、食事の間隔についても言及しています。「食事の間隔が短いと、血糖値が常に高い状態が続いてしまいます。理想は5〜6時間空け、朝食と昼食、昼食と夕食の間に空腹時間を設けることです。」
生活習慣を見直すことの重要性
このような生活習慣を見直すことで、認知症のリスクを減らすことができる可能性があります。「我々の脳は食事からの影響を受けやすいものです。食習慣を改善することが、認知症予防だけでなく、全体的な健康に繋がります!」と今野先生は強調しています。これを機に、生活習慣を見直してみるのも良いかもしれません。