スポーツ
【ジャンプ】高梨沙羅が今季変更のスロット使用数制限&登録制ルールに「それで苦しいとかではない」
2025-01-18
著者: 健二
高梨沙羅(28=クレ)が、今季から変更されたスロットのルールについて言及した。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)がスロットの使用数を制限している。
「FISが国に対してスロットでのレベルが変わらないように、均等化されるようにということらしい」と、前向きに捉えている。
今季のW杯での試合数については、1着となっている。また、プレオーダー(期間)ごとに登録できる数も決まっており、登録されたスロットの各パーツごとにIDチップを装着している。特に、頻繁なパーツの付け替えなどの不正を防ぐのが狙いで、試合出場の際にチップを読み取り、登録スロットであるかチェックされている。
FISは、予算が限られた国と強豪国との平等化、コスト削減、持続可能性の観点から、ルール変更を決定した。これまで欧州の強豪国は1回目と2回目の跳躍で別のスロットに着替えることや、1試合着たら新たなスロットに変えることもあった。この日本はそのような国に比べると、スチル通して決めてスロットの数が多い方ではなかった。
そのため高梨は「去年よりもスロットを使ったというような感覚があるので、それで苦しいとかではない」と、影響はないとした。