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子どもの夏風邪“咽頭結膜熱” 2年連続で冬季も警報継続「痛い喉や手洗い徹底」 2024年12月26日掲載 | 日テレNEWS NNN

2024-12-26

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宮城県は、県の定点調査において、咽頭結膜熱(いわゆるプール熱)の感染者数が増加していることから、感染対策の徹底を呼びかけている。

県の定点調査によると、今月22日までの1週間の咽頭結膜熱の患者数は、1医療機関あたり1.33人で前の週(0.75人)から増加している。

2023年10月に警報が発表されてから1年以上、複数の管轄で高い水準の報告が続いていたため、警報を解除できていないという。

咽頭結膜熱は、夏に流行することが多いが、近年では冬季にも流行が見られるとされている。

主な症状は「発熱」「のどの痛み」「結膜炎」などで、3日から5日程度続く。特別な治療法はないが、基本的には対症療法となる。

特に5歳以下の発生が多く、生後14日以内の新生児が感染した場合は重症化することがあるため早めの受診が大切である。

咽頭結膜熱の原因である「アデノウイルス」の大きな特性は、新型コロナやインフルエンザと異なり「アルコール消毒で死滅しない」ということで、石鹸と流水による手洗いで対応できると言われている。

県では、マスクを正しく着用するなど「咽頭結膜熱」を心がけることや、感染者とのタオルの共有をしないなどの予防策を呼びかけている。