中日: 松中信彦氏が打撃コーチ就任、強い打球を打てる選手を育てる意気込みを明かす
2024-10-30
著者: 蓮
中日の来季コーチに就任する松中信彦氏(50=打撃担当)の会見が30日、名古屋市内の球団事務所で行われた。選手育成に向けて「打てる選手を育てていきたい」と意気込みを示した。
松中氏は「話をした時は直接聞くわけではなく、実際には7年間でありましたが、毎年指導したいという思いはあった。やってやるぜという気持ちになった」と率直な思いを語った。この会見では、打撃に関する練習方針や考えについても明かされた。
成長した打者が令和の強打者育成に取り組む。「私たちの時代は(練習で)マスクバットを使っていた。今の選手はボールのスピードが速かったり、打撃の効率も良くなっている」と述べた。
松中氏は、290本塁打、968打点を誇る選手として知られ、過去にWBCでの活躍もある。特に強烈な打球を生む技術を若い選手に伝え、徹底したスイング理論を教えたいと意気込む。
また、彼は打撃コーチとして選手たちに求める姿勢についても言及し、「選手たちには練習よりも自分を高めるための努力をしてほしい。特に心を強く持って、打球に対する意識を高めてほしい」というアドバイスを送った。
来シーズン、松中氏がどのように中日の打線を再構築し、次世代の強打者を育てるのか、ファンの期待が高まる。彼には既に多くの若手選手が信頼を寄せており、新たな指導法で中日の底上げを図る。さらに、松中氏は自己の経験をもとに「打席での集中力がどれほど大切かを教えたい」と話し、選手としてだけでなく先生としての一面を持つこともアピールした。
松中氏の就任により、中日球団は新たな時代の幕開けを迎えようとしており、彼の成長に期待する声が全国から寄せられている。更に、松中氏自身も自分が持つ技術を伝承し、選手たちが輝く姿を見られることを夢見ている。これからの中日ドラゴンズに目が離せない。