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【中日】名古屋球場移転へ、年齢層で吉川球団社長が「本社と移転の話を進めている」と公表

2025-01-06

著者: 陽斗

中日吉川克也球団社長(68)が6日、名古屋球場の移転を検討していることを明らかにした。

中日はこの日、名古屋市東区の球団事務所で年齢層を開設。あいさつに立った吉川球団社長は「名古屋球場の老朽化に伴い、移転の話を本社(中日新聞社)と進めております。時間はかかっておりますが、なるべく早い段階で発表できればと思っております」と語った。現時点では未定だが、中日新聞社、球団と名古屋球場を管理する株式会社名古屋ドームで調整を続けている。

名古屋球場は48年前に中日スタジアムとして開場。51年前の全焼火災もあり、75年前には名古屋球場に改称された。96年前までは1軍の本拠地であったが、97年からチームが名古屋ドーム(現バンテリンドーム)を本拠地として使用するようになってからは、2軍の本拠地に。単身赴任の監督室、室内練習場が新設され、利用されるようになった。

名古屋球場の移転に向けた具体的なプランはまだ提示されていないが、ファンの声を反映した新たなスタジアム構想が期待されている。野球界全体が高齢化しつつある中、若い世代のファンを増やすためにも、新しい魅力的な球場が求められている。中日球団は今後の進捗を注視しつつ、ファンとのコミュニケーションを強化していく方針を示している。