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【中日】記憶にも記録にも残る男 加藤徹平が今季限りで現役引退 新人野手史上初のプロ初打席初ホームラン 12球団で初打席初ホームラン達成 - スポーツ報知
2024-09-17
著者: 蒼太
中日・加藤徹平(26)が、今季限りで現役を引退することが17日、分かった。
彼は上武大学から2018年のドラフト4位で中日に入団。2020年5月11日の楽天戦では、新人選手としては史上初となるプロ初打席初ホームランを放った瞬間は、多くの野球ファンの記憶に残っている。2021年には、打率.250を記録し、外野手として活躍した。
特筆すべきはそのパフォーマンスだ。彼は主に右翼手として、その高い身体能力と走攻守に優れたスキルでチームに貢献。特に守備では驚異的なキャッチング能力で数々の場面でファインプレーを見せた。
引退の背景には、怪我が影響していると言われている。2022年には、右肩の故障に悩まされ、2023年も思うようなパフォーマンスを発揮できなかった。中日ファンからの期待は大きかったが、健康上の理由で惜しまれつつも、選手生活にピリオドを打つこととなった。
加藤は「プロの選手として、自分の力を最大限に発揮できる瞬間が多くて本当に楽しかった。ファンの皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメント。今後は野球解説者として活動を希望しているという。
新たな道を歩む彼の、これからの活躍にも期待がかかる。