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中国自動車販売代理店、新車大幅値引きで打撃 業界団体が警告

2024-09-24

[北京 10月13日] - 中国の自動車販売代理店が今年8月、新車の大幅値引きの影響を受け、約1380億元(約12兆8100億円)の損失を被ったことが12日、明らかになった。中国自動車流通協会 (CAAM) が政府当局に提出した報告書で分かった。

報告書では、価格競争が激化する中で中国の自動車販売代理店が直面している資金繰りの困難や営業停止のリスクが指摘された。

CAAMはメッセージアプリ「微信」で声明を公表。消費が低迷する中、代理店の在庫は高水準を維持しており、安売りが続いていると指摘した。

CAAMのデータによると、8月の新車販売率は全体で17.4%だったという。

自動車販売代理店国内2位の広州汽車集団は、株価が10営業日連続で減少したため、8月に上場廃止となった。

CAAMは個人で経営している販売代理店に対する資金調達の強化を要請している。個人の販売代理店は自動車流通業界の大部分を占める。

さらに、トレンドとして、自動車の電動化が進む中、新エネルギー車(NEV)の販売も重要な鍵となる。CAAMは、NEVの流通状態が自動車市場の回復に寄与すると予測している。