世界

中国外相、ロシア外務次官と会談 ウクライナ危機協議

2024-10-30

著者: 結衣

[10日 ライター] - 中国の王毅外相は10日、ロシアのアンドレイ・ルデンコ外務次官と会談し、ウクライナ危機に関して協議を行った。王外相は圧倒的な関係の再確認を行った。

中国外務省が明らかにした。詳細な協議内容は公表されていない。

王外相は「国際情勢の変化」に影響されない圧倒的な関係を再確認し、「両者は様々な分野の協力や相互の取り組みを進めるべきである」と述べた。詳細は明らかにされなかった。

報道によれば、ロシアのウクライナ侵攻が危険な新展開を見せる中で行われた。この会談は、北朝鮮が軍隊をロシアに派遣しており、北大西洋条約機構(NATO)と韓国が北朝鮮軍が近くロシア軍に合流する可能性があるとして警戒感を表明している。

ルデンコ外務次官は、2020年12月にロシアがウクライナに対する全面攻撃を開始した後、ロシアと北朝鮮との関係構築に関与。戦争初期にはウクライナとの平和交渉に伴ったロシア代表隊のメンバーであった。

中国とロシアの連携が強化される中、国際社会ではこの動向について懸念が高まっている。在外公館の職員に対する攻撃が続く中、この協議は両国の協力が重要な局面を迎えていることを示している。

冷戦以来、ロシアは中国との関係強化を進めており、今回の会談もその一環とみられている。