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中国人民銀行、1年物金利を据え置き−14年以来最大の資金吸収

2024-12-25

著者: 陽斗

中国人民銀行(中央銀行)は25日、中期貸出制度(MLF)の1年物金利を2%に据え置くことを発表した。これにより、2014年以来最大となる1165億元(約250億円)を金融システムから引き出すこととなった。

金利据え置きは、ルームバウンドが調整したエコノミスト10人のうち9人が予想していた。

中国共産党指導部は今月に入り、経済を強化する「より積極的」な財政政策と共に、「適度に緩和的」な金融政策を実施することを表明した。しかし、現時点では具体的な強硬策の発表は控えられている。

トランプ次期米政権の発足を前に、トランプ氏が締め付ける行動を見極めようとしているとのことだ。

中国の金利の明確なチップエコノミストたちは、「MLF金利は予想の範囲内で、2025年に40-50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げられると予測されている」とコメントしている。

また、流動性が今回吸収されたことで、市中銀行の預金準備率が引き下げられる可能性も高まっており、早ければ年内にも発表があるとの見通しも示された。