中国の電気自動車（EV）メーカー、比亜迪（BYD）は2024年に販売した乗用車台数が425万台となった。前年比で41%増加した。

同社は1日、昨年12月にプラグインハイブリッド車と完全EVの販売台数50万9440台販売したと発表。このうちEVは20万7734台で、バッテリーEVの年間販売台数は176万台となった。

助成金や購入者へのインセンティブ追加が寄与し、12月の販売台数は月間記録を塗り替えた。

BYDは176万台の年間販売台数で、米テスラに肉薄している。テスラが発表した24年の販売台数は179万台。アナリスト予想の180万台に達しなかった。23年実績の180万台から減少した。

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「P7」の人気といった販売状況は、日産自動車やフォルクスワーゲン、スズキなど大手自動車メーカーの多くが直面している苦境と対照的。欧米の自動車ランクは中国市場で販売台数急落に直面しており、BYDへの移行でも後れをとっている.