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中国の消費者物価指数(CPI)が4月に前年比0.1%減少!3か月連続のマイナスに - 日本経済新報
2025-05-10
著者: 桜
中国の消費者物価指数が急落!
【北京=堀越健太】中国国家統計局が10日に発表した2023年4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で0.1%の減少を記録し、3か月連続でマイナスとなりました。この数字は、予想外の落ち込みで、中国経済の減速感が色濃く表れています。
原油価格の影響が大きい!
特に、原油価格の低下が影響し、ガソリンや食料品の価格も10.2%下落。本来上昇を期待されていた状況から一転して、物価が下がるという異常事態が発生しているのです。
景気減速への懸念が高まる中での物価低下
特に、トランプ関税の影響からか、原材料価格も減少している一方で、景気減速感が強く、企業の生産や投資意欲に対する不安が広がっています。CPIの上昇率は、3月から一転して停滞しており、今後の経済情勢に不安を抱かせる要因となるでしょう。
経済成長の行く先に暗雲が立ちこめる
今後の経済回復が見込まれる中で、低インフレが続くことが懸念されています。消費者の購買意欲に影響が出れば、さらなる成長の足かせとなる可能性があります。市場や政府の対応が注目されます。さらに、中国の経済は外的要因の影響を受けやすく、国際情勢の変化にも敏感です。これらの複合的な要因が、今後の中国経済にどのような影響を及ぼすかが気になるところです。