
世界
中国の都市「ソウル大林渓」での移住者が叫ぶ「人種差別の現実」
2025-07-12
著者: 弘
「私たちに何の力があるのでしょうか」
11日、中華系住民らが集まるソウル市の永登浦区大林渓(ヨンドンポ区)に住むサンさん(62)は、街頭で見られる厳しい環境について「無力感を感じる」と報告した。彼は「中国から韓国に移住して20年になるが、何もできないと感じている」と続けた。
移住者の生活はどれほど厳しいのか
この日、大林渓での保護活動の関係者らが、中国から来た移住者に対する様々な差別が浮き彫りになった背景を語った。「オンリー・ユン(Only Yoon)」「ユン・アゲイン(Yoon Again)」などの言葉が使われている状況で、参加者たちは「私たちは困窮した国から来た」ことを理由に理不尽な非難を受けていると訴えた。
移住者の叫びと反発
大林渓では、支持する者たちが差別禁止法の制定を求める運動を展開した。組織名は「リバーチャ(Liberation)」で、集会が行われた際には700人以上が参加し、規模の大きさに目を引かれた。参加者たちは「移住者に向けられる偏見や差別を許さない」と大声で訴えかけた。
移住者を取り巻く厳しい現実
この状況に対して、様々な団体が反発を示している。彼らは移住者が直面する厳しい環境や人種差別を社会的に認識する必要があると主張し、問題解決に向けた具体的な行動を求めた。