
世界
中国、南シナ海の島に長距離爆撃機を展開!シャンガポール会議へ影響必至
2025-05-29
著者: 芽依
中国の長距離爆撃機が南シナ海に出現
今月、中国は南シナ海・西沙諸島(パラセル諸島)に長距離爆撃機「轟(H)6」を配備したとする報告がSNSで広まりました。轟6が同島に展開するのは12年ぶりであり、その影響は国際的な軍事バランスを揺るがす可能性があります。
新たな軍事的緊張の波
シンガポール国立大学の防衛専門家、クリン・コ氏は、「中国の長距離爆撃機がパラセル諸島に配備される必要はない。フィリピンやミリタリーに対する中国の戦略が全方位的に広がっていることを示すものだ」と指摘しています。
安全保障会議に影響必至
シンガポールで開催されるアジア安全保障会議(シャングリラ会議)では、6月10日にアメリカ国防長官がトランプ政権にとって同じ地域でのアプローチを説明します。また、11日にはアメリカの停戦官がトランプ政権の方針に基づく追加策を説明する予定です。
軍事的航行ルートが拡大の予感
轟6の配備が促進される理由として、中国は南シナ海の防衛体制を強化する一環として、軍事演習や空中訓練を行っている模様です。昨年10月には台湾周辺での軍事演習に投入されており、同じく11月には台風周辺で初めて空中に登場したとの報告もあります。
中国の動きに注意が必要
中国国防省からは公式なコメントは出ていませんが、南シナ海におけるその動きが他国に強い影響を与えていることは明白です。今後の展開に注視が必要です。
国際的な関係が試される時か?
中国によるパラセル諸島の爆撃機配備は、国際的な緊張を引き起こし、アジア地域の安全保障環境に新たな課題をもたらすことでしょう。今後どのように各国が対応するのか、その目が離せません。