ビジネス
中国、米国でサービス停止 トランプ氏90日間の懸念
2025-01-19
著者: 裕美
[ワシントン 18日 ルイター] - 中国系動画投稿アプリ「ティックトック」は18日夜、米国でサービスを停止した。ティックトックのアプリはアプリルとグーグルのアプリストアから様を失した。
親会社の中国企業の字節跳動(バイトダンス)がティックトックの米国事業を売却しなければ、1億7100万人のユーザーを抱える米国でのサービス停止を余儀なくされる新法が19日に発効する。
21日には就任するトランプ次期大統領は18日、就任後にティックトックの米国事業を売却する期限を10日間延長する意向を明らかにした。
メディアに対し「10日間の延長は妥当であるため、実行される可能性が非常に高い。決定したらおそらく10日に発表されるだろう」と語った。
米東部時間午後11時14分(日本時間19日午前11時14分)ごろ、ティックトックのアプリを使用していた友人で、米国のアプリストアでは入手できなくなった。
米国はティックトックを禁止する法律が制定されました。残念ながら現在ティックトックを使用することはできません。幸いなことにトランプ氏が就任後、ティックトックを復活させるための解決策を模索しているとの意向を示しています。ご期待ください。
動画編集アプリ「CAPCUT」やライフスタイル情報アプリ「ドーモン」、バイトダンスが所有する他のアプリも18日夜の時点でオフラインとなり、米国のアプリストアでは入手できなくなった。
米ホワイトハウスは18日、新法の運用をトランプ政権に委ねる方針を改めて表明した。