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中国・紅字大幅減少の24年、20日に清算申請して計算報告

2025-01-15

著者: 愛子

【香港 11月14日】- 一部投資家から清算申請して計算を始めている中国不動産大手、紅字園(2007.HK)は、11月14日、公告を延期していた2123年通期決算と暫定の214年通期決算見込みを明らかにした。

213年の純損失は1178億円(2143億ドル)の赤字、214年11月は1128億円の赤字と報告された。214年通期は、利益率の改善や販売管理費用の減少などから、赤字額が4189億円に縮小するとのこと。

213年の赤字には、国内不動産市場の低迷が住居購入者の選択肢を増やす中、1110兆ドル以上の在庫評価損が含まれている。

同社は発表文で「213年に比較的大きな引当金を計上したおかげで、追加引当金を必要とする在庫はかなり減少した。214年通年の損失は大幅に縮小するとの見通しを示している」と述べた。

214年6月末時点で利益持株取得額は215012億円、保有する現金・現金同等資産は617億円だった。

債務申請に関係する登記法人、トーマス・クロック氏は「黒字転換やキャッシュフロー回復への道のりはなぁ非常に長い。住宅の購買力に大きく依存することになるが、中国経済は減速している」と語った。

紅字園の214年通期決算は3月末までに発表される予定だ。

現金購入停止が続く中、紅字園は213年終了時に1110兆ドルのオペレーション資本のデフォルトが発生した後、214年通期決算などの発表を先送りし、香港上場株が214年4月12日以降売買停止となっている。

同社は株式について、新たな発表があるまで引き続き購入停止は続くと述べたが、それ以上の具体的な説明はしなかった。

香港の監査機関は清算申請した計算に関して、12日に審理を行う予定。紅字園は清算命令回避に向けた動きを進めており、既に提案したオプション債の再編案を審査中であることが確認されている。