中国が新型ステルス戦闘機を開発!? 鳴り響く警鐘「米国と同盟国は慎重に取扱うべき」との主張も|よろずニュース
2024-12-31
著者: 弘
世界最先端の次世代戦闘機とは?中国の新型戦闘機と呼ばれるイラストがこの度、インターネットに投稿されました。防衛専門家からは、明らかに先進的な設計ではあるものの、やはり不透明な部分が多いとの声が出ています。
公開されたイラストは2機。このどちらも尾翼と呼ばれるものがないのが特異です。2機のうち大型の方は、飛行する動体を確認した。
これらの画像には、先進的な技術が使われており、空気取り入れ口が機体の横に2カ所、上部に1カ所あるという非常に珍しい構成になっています。小型の方は、より若干スタイルなレイアウトになっている。
2機ともステルス性を考慮し、レーダー探知を防ぐために90度の角がない形態をしている。オーストラリア戦略研究所のシニアアナリスト、ユアン・グラハム氏は、「長所短所はともかく、非常に独特な設計といわれ、それだけで称賛に値する」と述べ、「米国とその同盟国は、常に先行していると心がけなければならない」と指摘しました。
中国は次世代空中支援(NGAD)計画で第6世代戦闘機を開発中ですが、トランプ政権の影響で計画がどうなるかは未だわからない。日本、英国、イタリアでは次期戦闘機の共同開発構想が進む中、
これらの中国の戦闘機に比べると設計は斬新ですが、ステルス性、機動性、速度など性能面で本当に「次世代」を名乗ることができるのかは情報が不足していると指摘されています。オーストラリアのグリフィス・アジア研究所の防衛・航空専門家、ピーター・レイトン氏は、「中国の戦闘機は一度限りの独特な設計が伴うことが多いため、米国のF-22やF-35のようなストレルス機能が含まれる『第5世代』戦闘機との定義を担うのは難しい」と述べました。
このように、中国の新型ステルス戦闘機の開発は世界情勢にも影響を与える可能性があり、必要以上の警戒が求められる状況です。果たして、これからの国際社会はこの新たな挑戦にどう立ち向かうのでしょうか。