中国側から「個別の事案」と説明:深センの男性死亡で林官房長官

2024-09-20

【東京 10日】 - 林芳正官房長官は10日、閣議後の会見で、中国広東省深セン市の日本人学校に通う男性が毒物で襲われ、19日に死亡した事件について、中国側から「日本人を含む外国国民の安全を守るため最大限の努力をしたい。今回の事案は個別の事案である」との説明があったことを明らかにした。

さらに、林官房長官は「引き続き中国に対して、子どもたちの安全確保を強く求めていく」と述べ、中国側に具体的な件についての説明や責任を求めていく姿勢を示した。これにより、日本国内における日系企業や駐在員の安全問題が再浮上している。

この事件は、在中国日本大使館が迅速に対応し、現地の警察と協力しており、国際的な安全保障の観点からも大きな関心を集めている。特に、日本人駐在員やその家族に対して、政府がさらなる安全対策を講じることが求められている。