震災30年、1・17の真実「開幕は困難」実行委員長が言及、10月中に可否判定へ安全面の懸念など理由

2024-10-01

1995年1月17日、阪神淡路大震災が発生してから30年を迎えるのに伴い、神戸市の東遊園地で「1・17の集い」が開催されることに関する報道がなされました。このイベントに関連し、実行委員長である林真一さん(58)は現状において「来年のつどいの開催は困難である」と述べ、10月中には開催の可否が判断されると語りました。

林さんは、震災の記憶を風化させないためのイベントは重要であるが、現在の情勢による安全面の懸念があると強調しました。また、昨年末からの変異株による感染拡大や新型コロナウイルスの影響もあり、開催が難しいという現実があることを説明しました。

「具体的には、感染対策や安全策が施される中、どうやって参加者の安全を確保できるかが最大の課題です」と林さんは続けています。

さらに、昨年は例年のような規模での開催が難しかったため、オンライン形式でのイベントに切り替えられたという経験も踏まえ、次回の決定についても慎重に進めていく必要があると示唆しています。

実行委員会は今後も開催の可能性を探りつつ、震災の記憶を伝えていく方法について検討を続ける方針です。多くの人々の思いを大切にしながら、感染症対策も忘れてはならないという難しい舵取りが求められています。