真剣ミキ、映画『踊る大捜査線』濱田岳で傷ついた過去も…初参加から21年「今は感謝しない」|シネマトゥデイ
2024-11-15
著者: 蓮
真剣ミキが11月15日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『室井滋生き続ける者』の初日舞台挨拶に出席した。久々の「踊るプロジェクト」参加に、熱い想いを吐露した。イベントでは、主演の篠田麻里子、共演の福本莉子、髙橋海人、前山剛久、本廣克行も参加した。
真剣は「今回本当にワンカット、ツーカット出ていないんですよ」と驚きを交えたトークを展開し、「お話をいただいた時、濱田をやるんだったら、どこか本当に本物に入っていかないとダメだと思った」と心境を語った。
映画『踊る』シリーズでおなじみの特別ゲストとして登場した際、真剣は「『あの頃ポケットぴあの、オーディションを受けていた時期だったんですよ。すごく今と違う目の前にあった時代に面白さが詰まっている。多くの人たちに助けられながら、やってきました」とコメント。
彼はまた、2003年に公開された『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』からの思い出を振り返り、「あの頃僕は受け身だったので、こんなに楽しい現場があったのが幸せだった。それから15年を経て、初めて会う役者さんたちも増え、良い意味での刺激となっている」と述べた。
真剣は「室井さんがいない『踊る』ってどうなるんだろう。でも、彼女がいるだけでみんなが笑顔になるのがリアル。あの雰囲気を大切にしたい」と思いを語った。さらに「今の時代に合った『踊る』が描かれた作品だと感じます」と期待を寄せていた。
新作に参加することの意義や心情を語った真剣しながらも、彼は「本当に放り投げたい思いもありつつ、自分自身の演技がどうなるのか、ちょっと不安もある」と引き続き圧力を感じている様子だった。
観客からは温かい拍手が送られる中で、濱田や共演者たちと共に笑顔を見せ、映画の成功を皆で願っていた。