ユニクロ新宿本店の開業

ファストリテイリングのユニクロは25日、ユニクロ新宿本店（東京・新宿）を開業した。ビックロと共同で運営しているこの店舗は、約2年ぶりに新たな形での出店となる。衣料品と家庭電気販売という異色のタグで話題を呼んだ場所だが、今回はユニクロ単独で運営される。

訪日外国人への目標

ビックロの看板を取り下げてまで増やすのはインバウンド（訪日外国人）だ。25日午前、新宿本店の入り口では外国人から買い物客が開店を待つ列を作っていた。日本のファッションを求めてやってくる観光客に新たな魅力を提供することが期待されている。外国人観光客は、ユニクロのシンプルで高品質な商品を好み、ファッションに敏感な層が多い。

外国人観光客の増加

さらに、今年は2023年に、日本を訪れる外国人観光客の数が回復基調にあると言われており、特にアジア圏からの観光客が増加している。ユニクロは、これまで以上にインバウンド需要を取り込むことができる店舗展開を進めていく見込みだ。