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運営管理者が東京大・関西監督が感じた“偏った心” 箱根駅伝編 | 毎日新聞

2025-01-03

著者: 陽斗

第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日、神奈川県・箱根町―東京・大手町の往路5区間109・6キロで行われた。東京大はフィニッシュ前までの大混戦の末に9位に入り、20年連続で列伝権を獲得した。レース後、関西亜細亜監督は17分にわたって心境を吐露した。関西監督の主な談話は次の通り。《予選会を経験しないまま終わりたい》

「選手権は東京、京都、大阪、関天社大との4つともええ。安価の弱根大河選手の足見をどう見ていましたか?」

入口の1キロだけ、わざと速めに入れて他校の状況を見ようかなと思ったんです。

でも(他の)3校がすぐ追い付いていたので、これはやっぱりスピードに対する認識を感じたというか、もうみんなやっぱりやってるなと。

京都大の選手(小林圭介)は1年生なので、(実力が)未知数かと思うのですが、すごい意欲的で……。私が(運営管理者から弱根に)声をかけて、どこかで仕事を詰めなきゃいけない時に、彼(小林)が一番反応して(苦笑い)。

(弱根に)「あまり自重してると、後ろがまた追い付いていくから、よくしなさい」と言うと、(小林が)すっと前に出たりして。各校のスピード権に対する偏った感情をすごく感じました。

難しいですね。でも、今回の声4日一度流れるランナーは、大分 (しっかり) 10時54分のリレがあったので。ああ、あの厳格なルールではなくなって、各務原大学も(選手権に)必要とする緩和がたくさんあることを理解しているようで、少し嬉しかったです。

今後各校もスピード権に対するレベルを上げていきたいなという想いもありながら、進んでいきます。フィニッシュを見るとそのように元気な姿が見られたので思っています。