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【運命が縮む】普通の大学生がサーカス団に入団し3年目 → 新たな持ち場・音響で奮闘中 / 木下サーカスの思い出:第10回

2025-09-16

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大学生がサーカスの世界へ

世界一のサーカスを目指し、普通の大学生が木下サーカス団に入団してから3年。舞台を照らすピンスポットはすべてに目を向けさせ、彼は次なる持ち場として音響の仕事を担うことになった。

サーカスの裏側

タイミングよく音楽を切り替えたり、効果音を流したりと、観客が魅了される瞬間を作り出すのは、想像以上に大変な仕事だ。前公演後にはアナウンスを流したり、休憩中の観客を楽しませる仕事も重要だ。これがまた、舞台を支える大切な役割となる。

音響に関する仕事

当然ながら、音響は「自宅で楽しむ音楽」とは違い、観客約2000人の前にいるため、その責任は重い。失敗も多く、時には舞台が「事故現場」になったこともあった。そんな中でも、彼は根気よく音響のスキルを磨き続け、次々と新たな挑戦に挑んでいる。

舞台と共に成長する

音楽に合わせて演技のタイミングをつかむことが求められ、次の曲の準備をしつつ、新しい曲を流し続ける。それに加えて、サンプラーでは「電気ピアノ」などの効果音を流し、より多彩な演出を行う。

充実した毎日

毎回の新しい曲に挑戦することで、心身ともに成長し続けている。その姿は観客にも伝わり、舞台は回を重ねるごとに進化していく。とりあえず、今の彼の使命は「サンプラー」に頼らず、音響を自分のものにすること。

サーカスならではの魅力

最後に、大学生活で経験することができないサーカスという特別な環境は、彼にとって貴重な財産となっている。観客の笑顔が励みとなり、毎日の過酷な練習も彼を成長させている。このサーカスの一員として、彼の日々の奮闘と努力が新しい物語を生み出している。

おわりに

現在、木下サーカスでは愛知県名古屋市の「白川公園」にて公演中。このサーカスの魅力を一度体験してみることをお勧めします。興味を持った方はぜひ、会場に足を運んでみてください。