科学

月周回時代へ!宇宙開発が今、熱い!

2025-08-27

著者: 陽斗

月への挑戦が加速する時代に突入

あなたは、宇宙研究に携わって成果を上げたいと考えていますか?世界各国での無人探査機の開発や天文学の進展により、月の解明が大きく進んでいます。これは国家の公的資金によって行われた大規模プロジェクトの成果です。

しかし、過去10年で宇宙関連の予算配分は国家主体から民間へと移り、ロケットや小型衛星を開発する企業の増加も見られ、コストの低下が進んでいます。特に、小型のロケット競争が進む中で、新しいセンサー技術の研究や、個人や大学の研究者が小型実験機を搭載する事例が増えています。月への進出により、企業や市民がより自由に挑戦できる機会が広がっています。

新たな挑戦を行う宇宙科学—Cislunar科学への期待

これからは、地球と月の間に広がる大きな空間を舞台にした科学、つまりCislunar科学に注目が集まります。この地域で実験フィールドを設けることで、地表や地球低軌道では実施が難しかった新しい物理実験が可能になります。

そうした中、参画者が増え、誰もが月探索にチャレンジできる環境が整い始めています。これにより多様な立場の人々が、宇宙での実験を行うことが期待されます。

思い描く未来への道筋

さあ、あなたはどうやってこの新たな潮流を実現させていきますか?私たちは、月周回モードでどのような科学実験が行われるのか具体的に示していきたいと思っています。例えば、月の表面から出る中性子を観測して、粒子物理学で未解決の「中性子の生命」を探ることなどが考えられます。

さらに、月の周回軌道から到達するガンマ線バーストを、地球から遠い月周囲で観測することも計画されています。このように、未来の宇宙探査は日進月歩といえるでしょう。

2026年に向けた計画の詳細

次回のプロジェクトとして、2025年秋から研究機器の設計やロジスティクスを進めていく「実験計画書」を作成します。月探査における最も重要な要素であるこの計画書には、具体的な実施目標やそのための搭載機器、さらに必要なサプライストームの概要が明記され、今後の多数の実験に役立てるよう計画されています。

2026年には、国際宇宙ステーション(ISS)での実験を通じて、さまざまな小型の放射線モニタを宇宙環境下で試験します。特に、中性子やガンマ線を捕らえるセンサーの開発を進め、ISSでデータを取得することで、月周回道でも同様の手法が活かせるかを見極めます。

こうしたステップを踏みながら、2030年に向けての月周回探査計画を推進していくことが、私たちの目指すビジョンです。