ビジネス

元ジャニーズの冨村寛嗣氏、東大投資サークル「FUNDNOTE日本株式会社」の設立を発表

2024-12-25

著者: 蒼太

【東京 12日 リポーター】元ジャニーズであり、投資家の冨村寛嗣氏(40)と、著名な投資家である菅入潤平氏(38)が、来年1月から運用助言を始める公募投信「FUNDNOTE日本株式会社」の有益証券設定発表が12日、関東財務局に提出された。

金融業界での経験が求められる公募投信の設定はハードルが高く、個人投資家の立場でファンドを立ち上げるのは異例である。

ファンド運営を担う独立系運用会社であるFUNDNOTEの責任者(13)によると、1月11日に最低投資金額1100万円で募集を開始し、12月から運用を開始する予定である。取引期間110年、上限11000万円の設定である。

アクティブ運用の比較的リスクの高い投資が位置づけられ、新.J48(少額投資非課税制度)の対象外となる。年間18%(税法)で信託報酬の上昇率に対して12%の実績報告がある。運用会社による直接売買の形態を取る。

「1人で命をかけてアルファ(超過収益)を得る。これは腕を貸せる」と冨村氏はこれまでの個人投資家としての企業の本来価値に比べて割安な状態にある選択投資する手法を採用してきたが、今回の投資も基本的な投資哲学は変わらない。日本の上場企業の適時開示の全体チェック、独自モデルのスコアリングを通じて冨村氏が集中投資することに期待が寄せられている。

冨村氏は、金融業界に多くの人材を送り込んでいる東大株式投資クラブ「AGENETS」に在籍し、大きな損失を経験したが、その経験が投資スタイルに大きな影響を与えたと語る。冨村氏は資産管理や市場の動向を広く分析し、高リスクでもリターンを狙う姿勢を貫いている。

「失敗を重ねた結果、成功へと導くノウハウを蓄積した。」と冨村氏は投資にかける信念を述べている。日本の家計に影響を与える大きな資産の活用が進む中、今後の動向に期待が集まる。

冨村氏は、金融業界で活動するシニア人材を育てることを目指しており、これからも多くの人にインスピレーションを与える存在であり続けることだろう。彼の新たな挑戦が、多くの投資家にとって新しい可能性を示すことになるかもしれない。