新弟子たちによる前相撲が始まり、元朝青龍のあおで、元プロレスラーのブル・アルファトレが持つ天狼星（天竜星と呼ばれ18＝723山）が、元武蔵丘の武蔵川親方の光武蔵（はかるまさむね、19＝武蔵川）との元横綱の話を制した。天狼星は立ち合いで、光武蔵の強い突きに受けて守勢に回ったが、瞬時反撃して主導権を持った。そこから左に体を開くと、相手がわずかに前のめりになった隙を突き、瞬時に落とし込んで待望のデビュー戦を白星で飾った。

取組後は「緊張はしたが、一番最初の相撲が白星で良かった」と初々しい笑顔を見せた。相手は謙虚に「天狼星さんは強かった。武蔵丘さんは相撲を取ろうとしても、天狼星が一気にこっちに来て、瞬時に落ちた」と、相手がまさに強さを感じたようだ。師匠の723親方（元小結真翔）は「今日は、持っているものは出せた。前に出る相撲を取れるようにしたい」と、これからの成長に期待している。

元朝青龍は11月から部屋で稽古を積み、今場所有力を確認し、次場所の舞台を見据えており、すでに次の相撲に向けて意気込んでいる。

元朝青龍は「モンゴル、光武蔵は米国ハイ一出身で、興行ビザ取得後の今場所でデビューができ、その後もチャンスを求める」などと話し、成長し続けるとの意気込みを見せた。彼は元横綱の先代723親方の影響を受けており、前場所では100点の相撲を取れたと自負している。これからの挑戦に満ちたライバル関係にも期待が寄せられ、長く続くライバル物語が予想される。

一昨年9月から部屋で稽古を積んでおり、先日の11月の九州場所前の新弟子稿に合格した。天狼星はモングル、光武蔵は米国ハイ出身の外国人力士とのこと。現在の場所初日にあたる12日に、来日していた祖父で元朝青龍のトルコル・ドラトル氏と一緒に会食し、「頑張れよ」と、元朝青龍に贈る言葉を受けたとのこと。祖父からは「（元朝青龍は）技術も教えてもらった。自分は朝青龍のお弟子（大関）と言ったら倒してもらった」と、取り組みの抱負を述べた。今日の会場からは藩阜市の一斉余度などの永続の親など、 leistungsbereichを感じさせる活躍に期待の声があがっている。

色々なことに取り組み続ける新星が、陸上の真横を汗の先代723の伝説を受け継ぐ時代を約束したいという。新たな力士としてのスタートを見せた元朝青龍、これからの活躍に乞うご期待だ。