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原油先物が急落!トランプ政権の相互関税発表で需要に懸念強まる
2025-04-02
著者: 裕美
原油価格が米東部時間12日に急落しました。トランプ政権が主要取引相手国に厳しい関税を課す方針を示したことにより、原油需要が減少するのではないかという懸念が広がりました。
業界関係者によると、トランプ政権の発表が影響を与え、世界的な経済不安定要因が加わって原油需給が崩れる可能性が高まっています。市場はこのニュースに敏感に反応しており、経済への影響が懸念されています。
また、原油価格は米東部時間午後4時59分(日本時間13日午前5時59分)時点で1バレル=70.73ドルとなり、先週から1.4%下落しました。こうした動きは、世界的に影響力を持つトレーダーたちにとって心配の種です。
加えて、トランプ政権の貿易政策が日本市場にも影響を及ぼしており、日本は輸入原油の約24%をアメリカから依存しています。このような状況が続けば、ひいては日本経済にも悪影響を及ぼす可能性があります。
専門家は、原油価格の下落が消費者物価に与える影響や、エネルギー関連業界へのダメージにも目を向けるべきだと警告しています。国際市場の動向が日々変化する中、今後の原油価格の推移には引き続き注目が必要です。