スポーツ
原英莉花と山口すず夏が最終予選会に進出/米女子2次予選会
2024-10-25
著者: 裕美
米国女子ゴルフトーナメント(2次予選会)最終日(25日)、プランテーションG&CC(フロリダ州)で行われた194人による予選カットなしの4日間72ホールの戦いが終了し、原英莉花と山口すず夏が通過条件の35位タイ以内に入り最終予選会(12月5~9日、アラバマ州・マグノリアルークGC)への進出を決めた。
また、25位からブブキのボーラス、パンソーコラス(ともにパー72)とのパートナーである原は「70」で通過。山口は通過圏内に入り、最終予選会に向けて良い流れを作った。最終予選会では最大25位タイまでに入れば来季米国女子ツアーの出場権を得られる。この中でアマチュアの早田紗恵那、西郷真央、山下美夢有、正岡優、長野未悠などがエントリーしている。
原は2度目の挑戦で初めて最終予選会に進出。昨年は第3ラウンド終了後に提出したスコアカードの誤記による失格で、1次予選会から勝ち上がった山口は2018年と19年に出場経験があり、それ以外の年は出場していなかった。
昨年の恵まれない状況や競技経験の有無が影響したが、今年の大会では36位タイで通過した。今年は49位から出た深谷倖がBCで「71」で回り、囲内に1打差の通過だった。アマチュアの宮里優作は通過したが、同じくアマチュアの横峯さくらは立ち直りが難しく、通過できなかった。原はさらに進化を遂げ、来季の米国ツアー出場を確実にするための最後のステップをしっかり踏みしめていこうとしている。