スポーツ
原英莉花が日本ツアーの今季シード権を放棄 ミス下部ツアー専念へ
2025-01-15
著者: 愛子
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は15日、原英莉花が2025年の単年シード権を放棄したことを発表した。昨季のメルセデスランキングで24位に入って出場権を獲得していたが、ミス下部エプソンツアーに専念する。
原は昨年12月に参加したミス女子ゴルファーの最終予選会(Qシリーズ)で67位で終え、今季の下部ツアー出場権を得た。JLPGAの規定ではエプソンツアーは国内ツアー登録の対象外であり、前年シードの出場義務が免除されない。海外でのプレーを優先し、同時に2年連続の出場枠を持つ大会では優先順位が下がることが予想される。この日までに放棄の申請があり、JLPGAが受理した。
また、単年シードを放棄しても、ツアー5勝の原はTP(トーナメントプロ)特別登録者として主催者推薦による出場が可能で、来年38試合の出場が見込める。通算7勝の「日本女子オープン」は歴代優勝者としての出場資格を持つものの、これまでに開催された女子ゴルフの入場資格を持つ大会の出場枠を2020年から直近の10年間で行使できること。
最終予選会でミス下部ツアーの今季出場権を得られなかった原は、「エプソンツアーに出場したいと思います。やはり、自分の気持ち(海外志向)が動かない」と下部挑戦の意向を示した。エプソンツアーは「セントレアルフロリダ選手権」(2月28日~/フロリダ州カントリークラブ)で開幕。20大会にわたる年間ポイントレースのトップ10が昇格する。