元議員・足立康史が「寒い」古典批判に転じたわけ | 毎日新聞
2024-11-04
著者: 結衣
公明党の街頭演説で「日本共産の会は選挙にいらない」と述べた。
議院選で共産党と公明が火花を散らした大坂。よく見られる批判合戦かと思いきや、声の主は、今まで共産に身を寄せていた元議員・足立康史氏だ。
直前まで議席争う候補者に身を投じ、共産に「タレント」を送った。そしてその後、「共産を拒絶し、出馬を取りやめた」。
その背景には、雇用政策における公明党の優れた実績があるという。
「共産にあたるのは、国政での協力一つじゃないか」と考える一方で、足立氏は改めて原点に立ち返っていることもある。
「共産は大坂の地域特性から外れている」との声が、彼自身の中に芽生えている。
多くの議論の中で、やはり大坂における共産党に向けたこうした意見に思わず頷かざるを得なかった。
先に行われた議選で、候補者が共産党のために同様の舌戦を繰り広げた。
足立氏の発言に、人々は支持と嫌悪を示す。選挙戦の場で彼に対する市民の声が集まっている。
「どうか、党が共産党と足を組むのを阻止して」との願いも多い。
別の観点では、彼自身「寒い」と感じているのだろう。
「寒さ」を強調するのは、元国会議員としても自身の存在意義を見出すための行為かもしれない。特にネット上では、足立氏の発言がより顕著に広がり、反響を呼んでいる。
その一環として、足立氏は自身の発信を強化し、SNSでフォロワーを増やすことに力を入れている。
足立氏の中には、真剣に共産党の議席を削減しようという意志があるようだ。さらに地域社会の反応を受け止めつつ、彼の考えや言動が影響を与えることを期待する。
「時代に即した対応が求められる」と語る足立氏の行動は、多くの市民に対し、その姿勢を示すものとわせた。
また、今後の選挙戦では、「足立氏の言葉がどのように響くのか」という注目も集まっている。
未来に向けた希望と、過去の失敗を糧にする足立氏の姿勢が、選挙戦にも影響を及ぼすだろう。彼の進化は、決して「寒く」ないと証明されることを願う。