科学

宇宙に実在する「形が奇妙すぎる天体」4選(宇宙バイトChカバチ)

2025-08-29

著者: 結衣

信じられない形を持つ天体たち

宇宙の不思議な姿に目を奪われる、「形が奇妙すぎる天体」について解説します。

地球のような強い引力をもつ巨大な星々から、小さな星まで、宇宙には非常に多様な形をした天体が存在します。特に、特徴的な形をしているものを4つご紹介します。

オウムアウア(1I/‘Oumuamua)

2017年10月、ハワイのPan-STARRSによって発見されたこの天体は、初めて確認された恒星系外からの訪問者です。その形は長細い杭のような形状で、非常に特殊な存在です。

2015 TB145(通称:ハロウィン小惑星)

2015年10月31日に地球から484,000km(約1.3月距離)まで接近し話題になりました。その特徴的な形状は、角度によって頭部や骨のように見えることで、恐ろしい印象を与えます。

アロコス(Arrokoth、旧愛称:ウルティマ・トゥーレ)

2019年1月1日、NASAの探査機ニューホライズンズが観測したこの天体は、2つの巨大な塊が合体したような形状をしており、非常に珍しい形状をしています。その全貌は未だに謎に包まれています。

カリクロ(10199 Chariklo)

木星や土星のような巨大な星たちの間に、カリクロはその名の通り、「小さな天体」として存在しています。その形状は特異で、明確なリングを持つ珍しい特徴があります。

これらの天体はそれぞれが持つ独自の形状により、私たちの宇宙への理解をより深めてくれます。これからも宇宙の神秘を探求していきたいですね。