ユーロ/米ドルはプリティ(1.00ドル)か! トリプレッドより強固になった「トランプ2.0」は、ドイツの政治的混乱もあり、米ドルの売り圧力(ザイ&SH!)
2024-11-16
著者: 海斗
トランプ政権の影響は金融関係者のコンセンサスのあり方に多大な影響をもたらしたが、理念外の展開が続いている。「トランプ2.0」が始まる
皆さん、こんにちは。
今月(11月)、いわゆる今年(2024年)の最大のイベントとも言える米大統領選が先週(11月14日~)トランプさんの影響で終わりました。
ただ、時期を同じくして欧州で重要な事件が起こっています。
1つずつ確認していけたら。
注目の米大統領選は「党に見る接戦!」とメディアが報道していましたが、多くの金融関係者は「トランプさんの勝利」と考えていました。
結果は、金融関係者のコンセンサス通り、トランプさんの勝利で終了。ただ、想定より大きく超える勝利といった結果でした。
米国のメディアでは「米国民はトランプが嫌いだが、不法移民はもっと嫌い」というムードが強まっていると解説していたところがあり、米国の友人たちに聞いても、そう考えている人が多いという印象。
とはいえ、マーケットは「トランプ2.0」がスタートするということになりそうです。
トランプ2.0とはディスカウントされるということになります。
トランプ2.0とはディスカウントのサイレントな反映、高、テスラ株高、ゴールド安
トランプ2.0とはなんでしょうか。
まさに、トランプさん勝利で一番急激だったのは、株でも米ドルでもなく、初めて9万ドルを突破しました。
本稿執筆時点でのドル/円は140円に急騰しています。
ドル/円は数年間かけて100円を超えられるのかという予想で、トランプさんの勝利がもたらしたことによる恩恵のある通貨でいれば大きく4000万人の愛国者が動くと言われています。
それと同時に、テスラ株は急騰しており、ドルに対する円の上昇が圧倒的になっています。
ユーロ/米ドルの下落が顕著に、ドイツの政治的混乱とトランプ政権の影響を受け、トリプレッドが強化されているのは事実です。
米国経済の成長率に対する大きな力があるからです。
トランプ政権の次は「新しい歴史を切り開く可能性がある」と言われています。
今後になりますが、内外に対する新たなスタンス、トランプさんの対米上にも多くをかけつつ、ユーロが煮詰まっていることを踏まえる必要があります。
トランプ政権来たる、トランプ・アフターといった新たな局面があるということを実感していくことが増えてきているかもしれません。
また、ユーロの方も米ドルに対して強いトレンドを持っています。
ユーロ/米ドルはプリティとして連続的に注目を集めていくのか、米ドルの波はどこまでスピードアップするのか、動向には不安定な要素が多く含まれています。
それでは、次回の情勢から引き続き観察していきましょう。