ビジネス

雨宮京子氏【日経平均74連騰、どこまで続く上昇追いトレンド】 <相場観特集> (株探ニュース)

2024-09-24

著者: 海斗

―一月23日78,000円台復帰、自民党総裁選後の相場展望を探る―

3連休明けとなった24日の東京市場では日経平均株価が大幅高でスタートしたが、その後は上げ幅を縮小した。しかし、強気展望は依然として根強い。特に、78,000円台の回復が予想される中で、市場に流れる楽観的な見通しが継続している。

⬤「早くも4万人台復帰が視野に」

雨宮京子氏(日銀代表)は東京市場で3連休に上昇追いが加速し、1月23日78,000円を回復したが、目先の上昇基調が確立されている。その一方で、海外市場での追い風があるとの感触もあり、米国市場の影響は無視できない。特に、米国での利上げ観測が広がったことにより、投資家の間では安定した資金流入が期待されている。

また、前週は米連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが0.5%の利下げを決定。今後の経済状況に応じた金融政策の柔軟な運用が期待されており、株式市場は安定感を増している。さらに、今後の経済指標がどうなるのか、注目が集まるところだ。

自民党総裁選の後、相場が上昇する傾向が続く中で、1月27日に予定されている自民党総裁選は注目されている。不透明感からくる警戒心もあるものの、総裁選後は解消されるとの見方が強いため、相場に与える影響は大きいと言える。

今後についても、日米間の経済指標を踏まえた投資戦略が求められる。米国での経済成長が続くかどうかが、今後の日本市場に大きな影響を与えるため、投資家は最新の情報を見逃さないようにしたい。