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育成・下位指名、戦力外通告受け「まだやりたいという気持ちはそこまでない」

2024-09-30

育成・下位指名投手(22)が30日、東京都内の球団事務所を訪れ、来季の契約を結ばない旨を通達された。取材に応じた左腕は「あるだろうなと思っていたので、そこまでがっかりはしていません。去年から敗北だと思ってやっていたけど、無理だったみたいです」と話した。

彼は2021年に群馬・健大高崎から育成ドラフト1位で入団。22年夏にサイドスローに転向するなど試行錯誤を繰り返してきたが、今季はイースタン・リーグで23試合に登板し、防御率5.46だった。今年については「特にこの2年はもどかしいなと思うことが多かった。まだやりたいという気持ちはそこまでない。もしかしたら違うこともやってみたいという気持ちもあります」と現役引退の可能性も示唆した。

育成で過ごした4年間を振り返り、「自分の同級生や友達とは、まだもっと違った経験をさせてもらった。それがこれからの人生にどのよう生かせるか分からないけど、あの時からの人生活にどう生かせるか分からない」と語った。これからの人生については「自分にとっていい時間だった」と明言し、新たな道を模索する覚悟を示した。

このような状況は他の選手にも見られることかもしれません。過酷なプロの世界では、わずかな才能や努力だけでは道を切り開くことは難しいのが現実です。多くの選手が高い競争に打ち勝つために苦悩し、時には引退の決断を迫られることもあります。これが彼にとって新しいスタートとなるのか、それとも別の道を歩むことになるのか、ファンは注目しています。